平屋建て替えの費用相場と内訳!1000万円台からの実例

「子どもも独立したし、老後は夫婦二人で暮らしやすい平屋に建て替えたいな」
「今の二階建ては広すぎて、掃除や管理が大変……」
50代・60代を迎え、これからのライフスタイルを考えたとき、多くの方がコンパクトで機能的な平屋への建て替えを検討されます。
ワンフロアで生活が完結する平屋は、動線が短くバリアフリーに対応しやすいため、シニア世代にとって理想的な住まいと言えるでしょう。
しかし、多くの方にとって一番の気がかりは、やはり「建て替えに一体いくらかかるのか?」という費用面ではないでしょうか。
この記事では、「平屋の建て替え」を検討し始めたばかりの初心者の方に向けて、以下の点を分かりやすく解説します。

このコラムのポイント
- 平屋の建て替えにかかる費用の総額相場
- 見落としがちな費用の詳細な内訳
- 【1000万円台・2000万円台】価格帯別のリアルな建築事例
- 建て替えとリフォーム、どっちがお得?
- 費用を賢く抑えるための具体的なコツ

結論から言うと、平屋の建て替え費用は総額で1,500万円~3,000万円がひとつの目安です。
もちろん、家の規模や仕様によって費用は大きく変動しますが、ポイントを押さえれば1,000万円台で実現することも不可能ではありません。
この記事を読めば、あなたの予算に合った平屋建て替えの具体的なイメージがつかめるはずです。
ぜひ最後までご覧いただき、理想の住まいづくりの第一歩を踏み出してください。

Contents
平屋建て替え費用総額の相場は1500万円~3000万円

平屋を建てる場合、建て替え費用の総額は1,500万円~3,000万円が一般的な相場です。
この金額には、建物の本体工事費だけでなく、古い家の解体費用や外構工事費用、税金などの諸経費も含まれています。
家の価格は「坪単価」で語られることがよくあります。
平屋の場合、坪単価の目安は60万円~90万円程度ですが、これはあくまで本体工事費の目安です。
総額は「坪単価×延床面積+付帯工事費用+諸経費」で計算されることを覚えておきましょう。
坪数別(20坪・30坪・40坪)の費用一覧表
建て替えで人気の高い坪数別に、本体工事費と総額の目安をまとめました。ご自身の計画に近い坪数を参考に、大まかな予算感を掴んでみましょう。
| 延床面積 | 本体工事費の目安 | 建て替え総額の目安 | 想定される間取り |
| 20坪 | 1,200万円~1,800万円 | 1,600万円~2,400万円 | 1LDK~2LDK(夫婦2人暮らし向け) |
| 30坪 | 1,800万円~2,700万円 | 2,400万円~3,600万円 | 2LDK~3LDK(ゆとりのある2人暮らし、来客対応も) |
| 40坪 | 2,400万円~3,600万円 | 3,200万円~4,800万円 | 3LDK~4LDK(二世帯や趣味の部屋など) |
二階建てからの建て替え費用との違い
「二階建てを解体して平屋にする場合、費用はどう変わるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
実は、同じ延床面積で新築時の費用を比較した場合、平屋は二階建てよりも坪単価が高くなる傾向にあります。
なぜなら、平屋は二階建てに比べて、家を支える「基礎」と、雨風から家を守る「屋根」の面積が大きく異なるため、その分材料費や工事費がかかるからです。
しかし、平屋は階段や2階の廊下スペースが不要なため、二階建てと同じ生活スペースをより小さな延床面積で実現できます。
結果として、建てる家の面積(坪数)を抑えることができ、総額では二階建てより安くなるケースも少なくありません。
また、二階建てからの建て替えの場合、建築費用はもちろん、解体費用も考慮する必要があります。

建て替え費用の詳細な内訳
建て替え費用は、大きく分けて「本体工事費」「付帯工事費」「諸経費」の3つで構成されます。
それぞれの割合は、本体工事費が約70%、付帯工事費が約20%、諸経費が約10%というのが一般的な目安です。
さらに現在の住まいの規模や構造に合わせて解体費も考量する必要があります。
予算オーバーを防ぐためにも、何にどれくらいかかるのかをしっかり把握しておきましょう。
本体工事費(坪単価60万円~90万円)
本体工事費とは、建物そのものを建てるための費用です。
具体的には、以下のよな工事が含まれます。
- 仮設工事費
:工事用の足場や仮設トイレの設置など - 基礎工事
:建物の土台となる基礎を作る工事 - 木工事
:柱や梁、屋根などの構造部分や造作工事 - 内外装工事
:壁紙、フローリング、壁紙などの仕上げ工事 - 設備工事
:キッチン、トイレ、お風呂、電気配線、給排水管などの工事
この本体工事費は、依頼するハウスメーカーや工務店、設計のこだわり、設備のグレードなどによって大きく変動します。
付帯工事費(解体・外構・地盤改良費)
付帯工事費は、建物本体以外にかかる工事費用で、総額の約20%を占めます。
見落としがちな費用なので、あらかじめ予算に組み込んでおくことが重要です。
古い家の解体費用
木造住宅の場合、1坪あたり4万円~6万円が解体費用の目安です。
30坪の家なら120万円~180万円程度かかります。
外構工事費
駐車場、門、塀、庭、アプローチなどの工事費用です。
どこまでこだわるかや土地の広さなどによっても大きく異なりますが、300万円程度が目安です。
地盤改良工事費
土地の地盤が弱い場合に、安全な家を建てるために必要な工事です。
地盤調査の結果、必要と判断された場合、必要になった工事の規模によっても大きく異なりますが100万円程度の追加費用がかかることがあります。
その他
上下水道やガスの引き込み工事、エアコンの設置工事費なども付帯工事費に含まれます。
諸経費(税金・登記・ローン費用)
諸経費は、工事以外で必要となる費用で、総額の約10%が目安です。
現金で用意する必要があるものが多いため、注意が必要です。
- 税金
:建物の契約時に必要な「印紙税」、建物を取得した際にかかる「不動産取得税」、所有しているとかかる「固定資産税」など - 登記費用
:建物の所有権を登録するための「登録免許税」や、手続きを依頼する司法書士への報酬。
※建て替えの場合は、解体した建物の滅失登記が必要になります。 - ローン関連費用
:住宅ローンを組む場合の手数料や保証料、火災保険料など - その他
:建て替えの場合は仮住まいの家賃や引っ越し費用も忘れてはいけません
【価格帯別】1000万円台・2000万円台の建築事例

「自分の予算で、実際にどんな平屋が建つの?」という疑問にお答えします。
ここでは、価格帯別に建てられる平屋のイメージをご紹介します。
1000万円台で実現できる平屋の間取りと仕様

予算1,000万円台の平屋建て替えは、工夫次第で実現することが可能です。
この価格帯を目指す場合、ローコスト住宅を得意とするハウスメーカーや工務店が主な選択肢となります。
- 建物の特徴
延床面積は20坪前後が中心。
建物の形は凹凸の少ないシンプルな四角形にすることで、コストを抑えます。 - 間取り
夫婦二人暮らしに最適な1LDKや2LDKが基本。
コンパクトながらも、家事動線に配慮した暮らしやすい設計が可能です。 - 設備・仕様
キッチンやお風呂などの住宅設備は、メーカーの標準グレード品を選ぶことが多くなります。
内装もシンプルな仕上げにすることで、コストを調整します。
「とにかくコストを抑えたい」
「夫婦二人で必要十分な広さがあればよい」という方に最適なプランです。
◆関連コラム:新築平屋の費用|予算1000万円台の間取り、価格・相場を解説
2000万円台で実現できる平屋の間取りと仕様
予算2,000万円台は、平屋建て替えで最も多い価格帯とされています。
選択肢が広がり、ある程度のこだわりを反映させることができます。
- 建物の特徴
延床面積は25坪~35坪程度。
設計の自由度も高まり、L字型やコの字型にして中庭を設けるといったプランも検討できます。 - 間取り
ゆとりある2LDKや、子ども部屋・来客用に使える3LDKなど、ライフスタイルに合わせた間取りが実現可能です。 - 設備・仕様
住宅設備の選択肢が増え、キッチンのグレードを上げたり、床暖房を採用したりすることもできます。
断熱性能を高めるなど、住宅の性能面に予算をかけることも可能です。
「老後の暮らしやすさに配慮しつつ、少しだけこだわりも実現したい」という方にピッタリの価格帯です。
3000万円以上で実現できるこだわりの平屋
予算が3,000万円以上になると、大手ハウスメーカーや設計事務所に依頼するなど、選択肢はさらに広がります。
- 建物の特徴
延べ床面積は40坪以上も可能。
デザイン性の高い外観や、自然素材を採用した内装など、理想を追求できます。 - 間取り
:ホームシアター、ビルトインガレージなど、趣味やライフスタイルを反映したこだわりの空間づくりが可能です - 設備・仕様
最新・最高グレードの設備を導入したり、オーダーメイドのキッチンや家具を造作したりと、隅々までこだわった家づくりが楽しめます。
平屋で家を建てる際の「こだわり」部分がどこなのかを考えることで、メリハリのある予算配分ができます。

建て替えとリフォームの費用・メリット比較

「今の家を活かしてリフォームするのと、建て替えるのはどっちがいいの?」と悩む方も少なくありません。
特に、二階建てを平屋にする「減築リフォーム」も選択肢の一つです。
それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
費用・工期・設計自由度の違い
| 建て替え | 大規模リフォーム(減築含む) | |
| 費用 | 高額になる傾向 | 一般的に建て替えより安いが、工事内容によっては同等以上になることも |
| 工期 | 長い(約1年~) | 短い(約3ヶ月~6ヶ月) |
| 設計自由度 | 非常に高い(間取りもデザインも自由) | 低い(基礎や柱など構造の制約を受ける) |
| 耐震・断熱性 | 最新の基準で根本的に改善できる | 補強は可能だが、限界がある |
| 税金 | 不動産取得税、固定資産税(新築)など | 固定資産税(既存) |
建て替えがおすすめなケース
- 家の築年数が古く、基礎や構造に問題がある場合
- 耐震性や断熱性を根本から見直したい場合
- 間取りを大幅に変更して、理想の暮らしを実現したい場合
- 長期的に見て、メンテナンスコストを抑えたい場合
リフォームがおすすめなケース
- 基礎や柱などの構造部分がしっかりしている場合
- できるだけ費用と工期を抑えたい場合
- 今の家の雰囲気や愛着のある部分を残したい場合
- 仮住まいをせずに工事を進めたい場合

平屋の建て替え費用を安く抑える4つの方法

少しでも費用を抑えて理想の平屋を建てたい、というのは誰もが思うことです。
ここでは、コストダウンにつながる4つの具体的な方法をご紹介します。
01.シンプルな間取りと形状の採用
建物の形は、凹凸の少ないシンプルな四角形にすると、外壁の面積や屋根の工事が少なくなり、コストを抑えられます。
また、部屋数を減らして壁を少なくしたり、廊下のない間取りにしたりすることも有効です。
02.住宅設備のグレードの見直し
キッチンやお風呂、トイレなどの住宅設備は、グレードによって価格が大きく変わります。
「お風呂はこだわりたいけど、トイレは標準でいい」というよように、こだわりたい部分とそうでない部分にメリハリをつけることで、賢くコストを調整できます。
03.複数のハウスメーカー・工務店からの相見積り
建て替えを依頼する会社は、3社以上から見積もり(相見積り)を取ることをおすすめします。
同じようなプランでも、会社によって仕様・設備などが異なるため数百万円の差がでることも珍しくありません。
価格だけでなく、担当者との相性や提案内容もしっかり比較検討することが、後悔しない家づくりの秘訣です。
04.国や自治体の補助金・助成金の活用
省エネ性能の高い住宅や耐震性の高い住宅を建てる場合、国や自治体から補助金が受けられる場合があります。
例えば、省エネ住宅の新築に対して補助が受けられる「子育てエコホーム支援事業」のような制度があります。
お住まいの自治体のホームページを確認したり、建築会社に相談したりして、利用できる制度は積極的に活用しましょう。
(参考:国土交通省 住宅局「子育てエコホーム支援事業」 https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/)

相談から完成までの流れとハウスメーカー選び

最後に、建て替えの相談から完成までの大まかな流れと、重要なパートナーとなる建築会社の選び方について解説します。
全8ステップの建て替えスケジュール
建て替えは、情報収集から入居まで全体で1年~2年ほどかかるのが一般的です。
- 情報収集・予算決め(~3ヶ月)
:どんな家にしたいかイメージを固め、自己資金やローンについて考える。 - 相談依頼先探し(1~2ヶ月)
:ハウスメーカーや工務店に相談し、依頼先候補を絞る。 - プランニング・相見積り(2~3ヶ月)
:具体的な間取りや仕様を決め、詳細な見積もりを取る。 - 契約(1ヶ月)
:工事請負契約を結ぶ。住宅ローンもこの時期に本審査を提出します。 - 着工(解体・基礎工事など)
:古い家を解体し、新しい家の工事が始まります。 - 上棟(1~2ヶ月後)
:柱や梁など、建物の骨組みが完成します。 - 完成・引き渡し(着工から4~6ヶ月後)
:建物が完成し、最終チェックを経て引き渡し。 - 入居・アフターサービス
:新しい生活のスタート。定期点検などのアフターサービスが始まります。
上記はあくまでも目安であり、解体する建物の規模、建築する建物の規模、立地などによって期間が異なる場合があります。

失敗しないハウスメーカー・工務店の選び方

理想の平屋を建てるためには、信頼できるパートナー選びが何よりも重要です。
以下のポイントをチェックしましょう。
- 平屋の建築実績は豊富か
:その会社のウェブサイトで、平屋の施工事例をチェックしてみましょう。 - 担当者との相性は良いか
:なんでも気軽に相談でき、親身に提案してくれる担当者かを見極めましょう。 - 見積もりの内容は明確か
:「一式」などの曖昧な表記がなく、細かい項目まで記載されているか確認しましょう。 - アフターサービスや保証は充実しているか
:引き渡し後の定期点検や保証内容も重要な比較ポイントです。

まとめ

今回は、平屋の建て替えにかかる費用について、相場から内訳、コストダウンのコツまで詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返ります。
- 平屋の建て替え総額は1,500万円~3,000万円が相場
- 費用は「本体工事費」「付帯工事費」「諸経費」の3つで構成させる
- 予算1,000万円台からでも、工夫次第で理想の平屋は実現可能
- コストを抑えるには「シンプルな設計」「設備のメリハリ」「相見積り」が鍵
- 成功の秘訣は、信頼できるパートナー(建築会社)選び
建て替えは、人生における大きなプロジェクトです。
だからこそ、費用について正しく理解し、しっかりと計画を立てることが大切です。
この記事が、あなたの理想の平屋づくりに向けた、確かな一歩になりますように…!
まずは、気になるハウスメーカーや工務店の資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

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記事監修者情報

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特定建設業許可 許可番号
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